作品紹介

秘密のロビンの大冒険

メルヘン・童話家族・親子の愛知恵と勇気戦争と平和

君が僕で、僕が君・・・
爆笑のうちに、
あらためて「家族の絆」を考える物語

作品紹介

どんな時でも、私たちは相手を信じたいと思っています。信じられるからこそ、人間だとも思っています。しかし、現代にあっては家族ですら、お互いに心を開く事が難しいといわれています。劇団芸優座では、ロビン少年と一緒に、祖母に会うまでの大冒険の中に、家族という関係の強さを真正面から捉え直してみたいと考えました。
この作品の、もう一つのテーマとして「戦争は嫌だと言い続ける事」がありますが、それもまた、人間同士信じ合いたいという平凡な願いと、まさに同じだと思います。

あらすじ

ある国の山奥の小さな村でのことです。戦争で孤児になったロビンとリッキーは、頑固者のジャコブ爺さんに、兄弟のように可愛がられて育てられていました。ある日、村の牧師さんに「遠い町の名門ブロー家で、行方不明の孫息子を必死で捜している」と、聞かされます。それがどうも、このロビンのことらしいのです。病身のジャコブ爺さんは、ロビンをブロー家のおばあ様と会わせるために、リッキーに協力させて、二人を旅立たせます。

途中、町の大人たちが、また戦争を始めようとしている事を知ります。謎のZ団に襲われたり、怖い思いをしながら、二人はやっとブロー家へたどり着きました。しかし、お目当てのおばあ様は、財産を狙うにせものたちを見分ける為に、アッと驚くような罠を仕掛けていました。

さて、ロビンが優しいおばあ様に抱かれる日は、一体いつやって来るのでしょうか・・・。

作品鑑賞のポイント

★家族ってなんだろう・・・
ハンスは肉親を探し出すために「故郷」を旅立つことになるのですが、その旅を支えるのは家族同様に暮らしてきたジャコブ爺さんとリッキーです。この作品を見ながら、是非、本当の家族について考えてみて頂きたいと思います。
★誰かと入れ替わってみたい?
真実を見極めるために、ハンスはリッキーと入れ替わります。もし、現実の世界でこんなことができたら・・・あなたは誰と入れ替わってみたいですか? 想像してみてください!

※短縮バージョン「ママの想い出」(上演時間90分)もあります。

<作品情報>
・作/村田里絵
・演出/平塚仁郎
・上演時間/約110分(休憩10分)
・対象/小学生

皆さまからの感想

私は「秘密のロビンの大冒険」を見て、戦争は絶対にしちゃだめなこと、そして勇気をもって自分のことを信じると言うことを学びました。

小学校5年生

戦争中にお母さんと離れ離れになったロビンとリッキーが家族を探す旅に出たところがかっこよかったです。

小学校4年生

ロビンが勇気を出して戦争の絵を描くのを断ったところがかっこよかったです。

小学校3年生

ロビンが無事におばあさんに会えてよかったです。ロビンとおばあさんも二人とも入れかわることを考えていたので面白かったです。

小学校4年生

ロビンとリッキーの平和を願う気持ちがよくわかりました。ところどころギャグがあっておもしろかったです。

小学校4年生

ロビンは正しいと思うことをしっかり主張して、私もこんな人になりたいなと思いました。執事のセバスチャンがとても面白くて、強くてすごかったです。

小学校6年生

ロビンの行動に勇気があってすごかった。弟分のリッキーが面白かった。戦争が終わって良かったです。

小学校3年生

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